カテゴリー: 飲食

  • 「11万円のうまい棒」初日午前に完売

    はじめに

    国民的な駄菓子の「うまい棒」ですが、かつて10円でしたが3年前、12円に。さらに去年、15円に値上げされました。

    そんななか今回販売されたのはなんと1本11万円の「うまい棒」です。

    「11万円のうまい棒」が50本限定で販売!!初日の午前には完売したとのことです。

    いったいどういう事なのでしょうか?

    この記事では「11万円のうまい棒」の気になる販売者や味、どんな方が購入したのかについてまとめました。

    「11万円のうまい棒」とは...

    2025年3月8日に東京・港区の麻布台ヒルズで開催された、現代美術家・松山智一さん(48)の個展「松山智一展 FIRST LAST」

    「11万円のうまい棒」は、松山智一さんの個展のチケットが必要で50本限定で販売されたものだったのです。

    松山智一さんとは...

    1976年生まれで岐阜県出身であり現在はブルックリン在住の方です。

    絵画を中心に彫刻やインスタレーションを手掛けアジアとヨーロッパ、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素を有機的に結びつけて再構築し、異文化間での自身の経験や情報化の中で移ろう現代社会の姿を反映した作品を制作する現代美術家です。

    気になる「味」のほうは?

    皆さんが気になる味のですがげんだいびじゅつ味とのことです。

    松山さんとうまい棒が共同開発して完成したアート作品です。

    作品は銀色の袋に包まれ松山さんが描いた線描画がデザインされていて、「うまい棒」の文字は通常の商品と同じフォントで表示されています。味の表示については「げんだいびじゅつ味」と書かれています。

    「げんだいびじゅつ味」とはどんな味なのか?

    鑑賞を前提に作られているといいますがげんだいびじゅつ味とはどんな味なのでしょうか?

    (松山智一さん)味っていうものは、皆さんの想像に任せるっていう上で、期待感があるということを作品において、最後のメッセージとして伝えたいです。
    とのことです。

    50本限定での販売でしたので購入された方にしか分からない味なのでしょう。

    どんな方が購入したのでしょうか?

    都内のカードショップで店長をしている20代の男性
    「うまい棒が出るってなって、すぐ欲しいってなりました。なんかちっちゃい頃買えるお菓子ってやっぱり少ないじゃないですか。その中でうまい棒10個とか買ったりしてた思い出が強いですね。」
    購入したうまい棒は、会社に飾ろうとしているそうです。
    この男性は子供の頃からうまい棒が好きで限定商品と聞き、今回購入を決めたそうです。

    会社役員の男性(30代):
    「(ニュースを見て)まず面白そうだなと思って。世界で限定50本ということで、せっかくなら購入してみようかな」と思ったそうです。
    「私、最初、食べようと思ったんですよ。買ってすぐに。誰かに食べられて、もしくはアクリルケースを破壊されることによってアートが完成するんじゃないかと思っていて。
    しかし、「子や孫の代に長く継承されるストーリ一もアートだ」と、松山さんが語っていたことを知り、大事にしていこうと考え直した。」といいます。

    まとめ

    1本11万円のうまい棒を共同開発で個展にて発表された現代美術家・松山智一さんや気になる味、購入された方のコメントについてまとめました。
    残念ながら「げんだいびじゅつ味」のうまい棒は今後の再販について予定はないとのことです。

    味の方が気になりますよね?
    松山さんのコメントでもありましたが、「皆さんの想像に任せる」ってことでどんな味なのかご自身で想像してみてはいかがでしょうか?